水まわりの手直し
以前働いていた職場では、それまでの経験もあって主に水域の自然環境に携わっていました。
淡水の生きもの、特に魚に関わることが多かったです。
前職場のあるあるですが、事あるごとに「何が専門ですか」と聞かれます。
哺乳類ですとか、樹木ですとか、特定の生きものの名前が挙がることもありますが、私は「水わまりです」と言っていたのをタイトルを打って思い出しました。
生きものだけじゃないんだよなぁと思っていたこともあっての答えですが、当時からちょっと変な回答だなと思ってはいました・・・。
今回は本当に水まわり。
蛇口やハンドルがボロボロだったのと、配管むき出しが気になっていたのでちょっと手を加えました。
シンクの位置はほぼこれで決定しています。
シンクの高さに合わせて、配管が隠れるような水避けの板?を作ります。
パインの端材で作ろうと思っていましたが都合のい長さ、幅の物が出てこずに今まで放ってありました。
改めて端材の山を見かえすと、壁板に使ったOSBがサイズ的にはぴったしです。
背後の板と同様の物なので、アクセントとしては弱いですが、フチを作ってそれらしくしてみようと思います。
寸法を合わせて切った後、配管が通る穴をあけます。
水とお湯とで高さが若干違います。不安。
短辺は転がっていた端材で。今回は斜めにカットして合わせてみました。
斜めの接着はさすがに器具が必要でした。手でずっと抑えるわけにもいかないのでビスでとめてみるもかえって引っ張りすぎてズレてしまいました。
2方向からビスを打てばたぶんうまくいくのでしょうが、上面に穴を開けたくなかったのでパテとやすりで補修することにしました。 悔しい。
用意した板もはめ込んで、ボンドをくれた後は適当な板をビス留めして締め付け、固まるのを待ちます。
翌日、急遽友人が訪ねてきてくれました。
せっかくなのでお手伝いしてもらいます。
接着が終わったものがこちら。
このままでは水に弱いので、友人にはウレタンの塗装をしてもらいました。
OSBには蜜蠟が塗ってあったので、乗るか心配でしたが問題なく塗れてしまいました。
さて、新たにシングルレバーの水栓も取り付けて完成です。
ちょっと心配なのは、取付角度を逆にしたことです。ふつうは壁から出た後は上に向けて取り付けますが、シンクとの高低差があって水撥ねがすごいので、逆にして低くしました。
これから寒い時期になるので凍結がしたことを考えるとすごく不安です。
室内なので、まず大丈夫だとは思うのですが、ここにはまだドアと窓がありません。
寒さで作業もしんどくなってきました・・・。