焙煎機の試運転
ようやくコーヒー屋らしい写真を出すことができます。
当初の予定では既に営業を始めているところですが、お店の方はまだまだ。
手を付けすぎたかなという反省と一人でやることの難しさを毎日感じています。
道半ばとは言え、ついに焙煎機を動かすことができました。
今回は設置してから初めての運転になるので、ちゃんと点火して温度上昇するか、モーターなどに不具合がないかなどの確認をします。
背景はまだ作業中なのがわかります・・・。
まずは暖機運転で釜内温度を200℃まであげてみます。
温度計表示180℃あたりで少し異音が響きます。回転にあわせてキィキィ鳴っています。
膨張によって擦れだしたのでしょうか。あちこち触ってみたところ、テストスプーンの辺りが怪しいです。
抜き差ししているうちに、というか温度がさらに上昇したところで音は消えました。
ちょっともやもやするところですが、とりあえず音は消えたのでまた次回に観察します。
グリスがちゃんとなじんだ、ということに今はしておきます・・・。
とりあえず、加熱ができることが確認できました。
これまで手網焙煎で使っていた豆が余っていたので、これを使って機械の様子を見たいと思います。
この機械で最小量である250gを焙煎してみます。
あまり見たことある方はいないのではと思います。コーヒー豆の生豆は概ね左のような感じです。
これを加熱していくと徐々に水分が抜けて白っぽくなり、その後はだんだん茶色く色づいていきます。
水分が抜けて一度は縮みますが、その後は様々な成分の生成とともにふっくらと膨らみます。
豆の温度が大体200℃ぐらいで見慣れたコーヒー豆になると言われていますが、この温度表示が曲者です。
計測しているのがあくまで釜内温度なので、機械によって表示温度が異なるのはもちろんですが、同一機種でも必ずしも同じ表示をしてくれないのです。
なので今回は豆の変化を見ながら、この焙煎機ならではの表示温度のクセも探ります。
大まかに結果を伝えますと、結構違う、です。同じ機械も何度か見ていますが、10~20度ほど低く出ています。なぜ?
これをどう捉えて、反映していくかはこれからの課題です。