開店への道のり

床を斫りました

はつる、と読みます。最近覚えました。作業は「剥がす」ことのほうが多かったですが。「けずる」とか、「砕く」といった意味のようです。

客席の床が、半分だけタイル張りになっているのがどうしても気になるので、何かしら統一したいと考えています。

なんで半分だけかといいますと、昔は小上がりがあったのではないかということです。

工務店の方に相談したところ、クッションフロアにするにしろ、タイル張りにするにしろ、一部外れてパカパカしている部分もあるのでそれは直しておいたほうがいいとのことでした。

要は一度タイルを取るということなので、この際すべて剥がすことにしました。

ちなみに現時点では、客席はコンクリートで金ゴテ仕上げにしようと思っています。

もちろんその後にはクッションフロアやタイルを入れることも可能です。

人が良く通っていたと思われる場所は、簡単にはがれていきます。バールを滑らせればパカンと外れてくれます。

対して隅のほうはまだしっかりとくっついています。バールを無理に入れるとタイルが割れて残ってしまいます。

ここで活躍したのは、以前壁用にホームセンターで買ったスクレーパー!

刃に鋭さがなく壁には使えませんでしたが、十分な剛性があって、金づちでコツコツと叩いて使うことができます。なんとか隙間を見つけて、少しずつ少しずつ叩いてスクレーパーを挿し進めます。

こうして斫ってとったタイルも多数、いったい何枚あったんでしょう。

 

ちょっと軽く見ていました。物凄い重さになりました。