久しぶりの渓流へ
年に1回は訪れると決めている渓(たに)・沢がいくつかあります。
今年はぱとろーるが滞り、焦って訪ねまわる週末です。
山に入ると風はすずしく、木によっては秋の気配を醸しているものも。
でも不思議なもので、ちょっと標高を上げるとお店の周りでは既に聞こえなくなったセミの声がまだきけることを発見しました。
少し遅れて夏がやってくる場所だとこんなこともあるのか。それとも下界は暑すぎるのか。。
せっかくなので目を閉じてムムムと盛夏をイメージしまてみました。
でもやっぱり涼しいです。
渓に来る理由はもっぱら釣りですが、山の空気をめいっぱい感じることもひとつの目的。
林道に降り立った時、川に向かって林をかけ分けているとき、川に降りた時、小さな植物を見つけて地面に顔を近づけた時。。深く吸い込むとそれぞれに身体にじわじわとしみるような感覚があります。
釣りを続けているうちにだんだんと欲張りになりまして、最近は山歩き、川歩き、コケ観察に写真と、コーヒーまでセットで楽しもうと、もうぎゅうぎゅうに詰め込んでます。
もう一つ、真夏は、ちょっと川に潜って魚を横から見てみたい!と長い事考えていますが、こちらは保留にしたまま。
水中カメラを無くしてしまってからいったん諦めています。
シュノーケルまで用意したんですけど。
まず泳げないので来年こそは30cmくらいの深さから初めてみようと思います。
そんなわけで山梨のとある川。
人の立ち入りは少なそうで場あれ感もなくお気に入りの川。
先日の大雨もありましたが大きく変化は無さそう。いくつかの淵は砂がたまって無くなっていましたが、
また刻々と姿を変えていくものと思われます。
肝心のお魚たちもそこそこの密度で良型揃いではないですか!
ここは食べ物が多いようで魚たちもまるまると元気そうです。
そのためか仕掛けを焦って喰うことがありません。。
ビューンと来たと思ったら、ピタッととまる。フライを見つめて一緒に流下していきます。
そんなに見なくても、、と本当に思うほど。
でもそれでいいよ。賢く、いつまでも生き残ってちょうだい。
そうそう、驚いたのがアマゴ。こんな上流部にいるとは想像してなかった。
ほそぼそと生きているんだろうか。
釣りあがった終わりには、腰を下ろしてコーヒータイム。
パンと一緒に軽いお昼をとりました。
あー、おいしいな。渓で飲むコーヒーは格別です。
沢歩きとコーヒー、楽しんでみませんか。
フライマンはかげろう珈琲一択でしょ!とかおもいつつのんびりとした時間を過ごしました。
この渓にあと一回は来たいなぁ。
もっとうまそうなフライ巻いてくるからまた遊んでくれっ!