かげろう日記

ビオトープ作ってます

 

Instagramでは時々ご紹介していましたが、昨年末からビオトープを作り始めています。
こちらではまだご紹介していませんでしたのでここまでの様子をお伝えしますね。

場所は甲府北部にあります休耕田を使わせていただいています。
近年は減ってきてしまったそうですが、かつてはたくさんのホタルが見られた場所だそうです。

最初の風景 去年の12月

周辺の田んぼも休耕地が多くなっていますのでホタルをはじめ水生生物にはかなり厳しそうです。
幸い疎水があって水の確保がしやすいので、地の利を生かして池をメインとしたビオトープを作ろうというわけです。
湿生植物やトンボ類などの水生昆虫をはじめ、両生類等が徐々に見られるようになって、ゆくゆくはホタルが発生する池を目指しています。

12月 草刈り大好き

池を掘っていくにもまずは草刈り。
気持ちとしては全面刈りたいところですが必要なところだけ。

正面の林との境に細い流れがありますので、池は一番奥に配置します。
草をどかすと一部水に浸かっている部分があることが分かりました。
水は溜めやすいかな、期待です。

1月末 穴掘り部隊を招集して

年が変わって1月末。
いよいよ穴掘り開始です。水の条件がよさそうだった左側を掘り進めます。

ちょっと掘り下げると染み出しだけで水がたまり始めました。いい感じです。

この日は大体の形が見えたところまでにして、様子見としました。

2月 なんとなく全体像が見えました

2月。前回掘った左側は浅いですが水が溜まっています!

今度は右側の穴掘り。池全体としては下流側にあたります。
ひとまず左側と同じレベルまで掘り下げました。
石が出はじめているのが気になりますが、もっと深い場所を作りたい!

翌週、一部さらに掘り下げました。
水が溜まる層を抜いてしまう恐れがありますが我慢できず。

粘土質の層はあっという間に終わり、礫混じりのがさがさした層が現れます。
どうもやってしまったようですが、もう引き下がれませんので掘り進めます。

深い場所は満水で水深50㎝ほどになる予定

さてさて、ここまで来たら試験導水です。
左右を分けている堰を切って、水を右側に入れてみます。

するとどうでしょう!
みるみる水が抜けていきます!

やはり掘りすぎたようです。
これで次回の作業は泥塗りと決まりました。

池として機能するのはもう少しかかりそうです。。