いろとりどり ~びわ~
先日の出張イベントの様子です。
定期開催イベント、いろとりどりのvol.1ということで、今回はビワをテーマに
草木染の体験イベントを行いました。
「いろとりどり」は開催地でもある帯那地区の地域おこし協力隊の齊藤かりんさん、地元染織家、三角山工房の末木美那さん。そして私かげろう珈琲で行っていこう!と頑張り始めたものです。
地域の魅力を発信できたらいいな、自然由来の染織物がもっと身近に感じられればいいな、甲府の自然にもっと親しめたらいいななどとたくさんの思いのもと始まりました。
コーヒー屋なのでおやつタイムでの出番がメインですが、自然の楽しさや生きもののくらしなどを五感を通して紹介できる場になればと思ってもいます。
ビワで草木染ってイメージつきますか?どんな色に仕上がるでしょうか。
実の色をイメージしがちかもしれませんが、今回染液をとるために使うのは葉と枝ということです。
煮詰めて作った染液は透き通るきれいな飴色。
2種類の素材をおもいおもいに絞ります。手ぬぐいやハンカチ、布巾などを選べます。
折りたたんで、輪ゴムでしばって、割りばしで締め付けてみたりします。
きゅっとなったところには色が入りませんので、あれこれイメージしながら。
染色液に漬け込んだら、媒染液なるものにくぐらせます。
たぶん、化学反応で発色させてるんだと思います。ちなみに椿を燃やしたを使った灰汁だそうです。
完成した布たちは干していきます。
並べてみるとほんとにいろんな模様!1回じゃとても物足りないです。
最後はみなさんの作品を眺めながらおやつタイム。
そうそう、イベント途中でビワの話をしましたが、そこでお出ししたビワの葉茶。
確かに染液と同じことして作っているので、染液が飲めるというもの納得。
葉っぱさえあれば簡単に作れるのでお試しいただいてもいいかと。
体にはいいそうですよ。
次回はクルミがテーマです。7/28開催です。
身近な植物で草木染め、いっしょに体験してみませんかー!