春には野草がいっぱいになるよWS　開催しました

雑木林の管理ＷＳ　やりました！

お店から程近くの雑木林。
子どもの頃はよく虫捕りに来ていた場所です。
大人になってから野草の存在に気づき、5年ほど通っています。

昔はすごかったんだろうなぁと思いますが
私が見てきた間にもお花の群落が縮小してきました。

なんとかできないかと、今回はそんな野草たちに着目した管理作業です。
もともと薪炭林ですので、人との関わりの中で形成された生態系。
育った木を切り(切り株からまた芽が出て育ちます)、落ち葉を集めて堆肥に。そしてそんな営みにあわせるかのように生活していた野草たち。

人との関わりが薄くなって何年経つでしょうか。
木々は大きく育って空を覆うように。
落ち葉は厚く堆積するなど、林床に届く光が少なくなってきて、野草が生育しにくくなっている状況と判断しました。
そこで今回は巻き枯らしという方法での間引きと、落ち葉かきを。
大きな木を傷つけるのには抵抗がありますが畏敬の念を抱きながら。周囲を見渡して光条件に特に影響しそうな木を選んで皮を剥ぎました。

これからゆっくりと枯れていくことと思いますが、またその過程でたくさんの命を育んでいくのだと思います。
そして林床が明るくなったら野草がいっぱいになると期待しています！

今回の作業の影響は追っていきたいと思います。
また周辺に見られる春のお花たちに会う機会を合わせて企画したいと思いますのでどうぞお楽しみに。
たくさんのご参加ありがとうございました！

あ、写真撮り忘れましたがイベントの終わりにはお茶タイム。
いい時間でした〜。
コーヒーと野草茶。
そして野草「カワラケツメイ」をつかったパウンドケーキ！